成績を上げたければ、勉強だけするな!

今回は、「成績を上げたいなら、勉強だけするな!」いうかなり気になるお話をします。

このタイトルを見て興味津々の人も多いかと思います。 そう、今日は、「成績を上げるためには、たくさん勉強しなければいけない」と思っている人たちに 、衝撃の事実を知ってもらうための投稿です。


私のところによく、

「子供が勉強嫌いなのですが、どうすればいいですか?

「子供の成績を上げるためには、どうすればいいですか?

などの質問が来ます。多くの人は、

「数をこなす、つまりひたすら勉強するのがいい」

と思い込んでいるのではないでしょうか。

 

確かに普通に考えたら、学力を上げるためには努力が必要なので、たくさん勉強をした方がいいと思ってしまいますよね。でも実際のところ、成績を上げるために、勉強だけをする必要は全くないんです。

 

あなたも、子供を塾に行かせたり、がんばって宿題をさせたりしてみたけど、
成績が上がるどころか、勉強がますます嫌いになってしまった・・・

という経験があるのではないでしょうか?

私も昔は、成績を上げるためには勉強するしかないと思い込んでいました。

 

ただその「やり方」が、逆効果を生む要因の一つだったんですね。 もしこれをやめていなかったら、 私もアメリカで博士号を取れていなかったかもしれません。

しかし、今日紹介することを徹底するだけで、学習の効率は何倍も上がります。績を上げようと勉強にフォーカスするとかではなく、自然に成果が出るのです。

 

今思えば、私も高校時代、これを実践した後で急に成績が伸びました。その後は奨学金を頂いてアメリカの大学院に進学し、語学スクールに行かずに、フランス語も習得できました。

私の周りでも、これを徹底してやった人の中で、学力の低い人を見た事がありません。 学力とは、何も学生の成績に限ったことではありません。社会に出ても、学ぶ力や吸収能力は仕事の業績に大きく影響します。

ぜひ、この方法をよく理解して、お子様の成績の伸び悩み、そしてお子様の将来の心配を解消していきましょう。

 

さて、気になるその方法とは??いきなり結論ですが、

子供の成績を上げたいときに、勉強だけさせるのはNG

何をすれば良いかというと、
「楽器を弾かせる」のです。

私も中学、高校時代はエレキギターに明け暮れました。

私だけの体験談を話しても信憑性が薄いので、ある研究を紹介します。これは、グループサイト「キズナグローブミュージックアカデミー」にある「保護者の方へ」のページでも触れましたが、今回は少し深掘りします。

 

カナダ、ブリティッシュコロンビア大学のピーター・ゴズアシス博士は、同州にある公立高校の生徒たち約113,000人を対象に、音楽教育が他の学科(ここでは国語、数学、理科)に与える影響を調査しました。

高校3年間のうちに、一度でも音楽のコースを終了した学生13.7パーセントと、音楽を選択しなかった学生86.3パーセントの、国語、数学、理科の成績を比べてみたところ、音楽コースで高成績を収めたか、音楽を長くやっていた学生は、すべての科目で試験のスコアが高くなりました。

特に、長い間楽器を習い、バンドやオーケストラなどで演奏してきた子供たちは、試験の成績だけで判断すると、平均的に国語、数学、理科の能力は、同級生たちよりも約1学年進んでいたというのです。スゴくないですか?

 

そしてこの効果は、声楽よりも楽器の方が顕著にあらわれたそうです。興味深いですね。

楽器の演奏には多くのことが要求されます。楽譜を目で追い、脳を通して指の動きと合わせる。その上、体でリズムを感じ、耳で音程も聞き分けなくてはなりません。合奏となると、チームワークや練習習慣も必要となります。この「総合的」なトレーニングが脳を活性化させ、多方面の能力に働きかけ、多くのスキルを培うというのです。

一つ付け加えると、ブリティッシュコロンビアの公立高校で音楽のコースを選択するには、中学生かそれ以前から特定の楽器の練習を始めている必要があるそうです。

音楽コースの対象となった生徒たちは、高校だけではなく過去数年間に、学校内外で楽器の練習や発表会、コンクールなどで熱心に音楽に関与してきた学生なのです。

このため、初心者でも履修できる一般音楽コースやギターコースは、今回の統計には含まれていません。

 

私も高校時代は、朝から晩まで大音量でギターをかき鳴らし、母親によく怒られました。勉強も大嫌いで、高校3年まで勉強した記憶がありません。もし私のようなお子様をお持ちでもご安心下さい。

食べていけないと言われて蔑ろにされる音楽ですが、
一生懸命続けると、将来大きな大きな武器となるのです!

 

さて要約すると、

成績を上げるために、無理やり勉強させるのはNG まず本人が楽しくないし、勉強が余計嫌いになってしまう恐れがあるからです。 代わりに楽器を習わせてみましょう

もちろん無理強いするのは良くありませんが、上の研究結果からもわかるように、しっかりやると、驚くような効果が期待できます。もちろん、楽器だけやると、あとは何もしなくていいというわけではありません。他の教科のインプットは必要です。

そして、この効果は学生に限ったことではありません。大人でも、楽器の演奏はすこぶる脳に良いとされています。仕事の業績アップにつながる可能性も大いにあります。

 

というわけで、今回は勉強せずに成績を上げる方法について紹介しました。

 



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